子育てで、親が子どもに伝えていかなくてはならないことはなんでしょう。
それは、まず、すこやかに生活していくことができるようになること。
すこやかに生活するには、気持ちの安定は欠かせません。
この記事では、基本的生活習慣と気持ちの安定の関係についてお伝えします。
気持ちが不安定になる原因
イライラする、不安が強いなど、気持ちが不安定なときはだれにでも経験があるのではないでしょうか。
その時のことを思い出してください。
よく眠れていましたか?
実は、気持ちの安定と睡眠は、深い関係があるのです。
気持ちの安定に欠かせないセロトニン
心をおだやかに保つことができる体内の物質に、セロトニンがあります。
セロトニンとは、不安、怒り、衝動的な気持ちを、適切にコントロールするという働きをになっているものです。
感情のコントロールについてはこちらの記事でどうぞ 落ち着きのない子の感情コントロール:落ち着きをうながす5つのアプローチ方法
また、セロトニンの不足は、ごはんが食べられない、眠れない、過呼吸になってしまうなど、様々な不調の原因になってしまうのです。
太陽の光はセロトニンを高める
朝、太陽の光を目がキャッチすることで、セロトニンは高めることができます。
また、私たちの脳の中には体内時計があり、毎日リセットされています。
そして睡眠のリズムが整うことによって、身体のリズムも整い、同時に心も元気になっていくのです。
朝起きたらまずカーテンを開け、太陽の光を取り入れましょう!
発達障害の診断?
実は今、発達障害といわれる子どもたちの中には、生活リズムが悪かっただけという子も多いのです。
病院では、症状の聞き取りで診断されることが多く、情報が正しく伝わらないと間違って診断されてしまうケースもあります。
お子さんの様子が一番よくわかるのは、一緒にいるご家族です。
特に夜、スマホの光を目にいれてしまうことは、脳を過剰に興奮させます。
布団に入ったら、スマホは見ない。そんな環境をつくれるように気をつけてあげてくださいね。
基本的生活習慣を身につけよう
子どもはいつか大人になっていきます。
自分で生活していくのです。
そのために大切なのは、基本的な生活習慣を身につけること。
早寝、早起き、セロトニン!
太陽の光を浴びて、大人も子どももリズムよく、毎日をすこやかに過ごしていきましょう。
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