朝、起きるのがつらい。なんとなくいつも疲れている。
身体もあちこちが凝って痛い。そんな毎日はつらいですよね。
今、子どもたちからもこんな訴えが増えてきています。
疲れはどうして起きているの?
パソコンの前で一日中作業した後はとても疲れます。
一方、スポーツや家事などで、身体をしっかり動かした後も疲れはありますよね。
でもその疲れ方が全然違う。
人間の身体はもともと動かしている状態が普通です。
ですが普段、座る姿勢でずっと動かずにいると背中が丸くなります。
すると、脊柱起立筋という姿勢を保持する筋肉がひきのばされたまま固まってしまうのです。
そして身体の前側も丸くなり、内臓が圧迫されてしまいます。
内臓が圧迫されてしまうと、肩、腰なども痛むようになり、食欲不振や様々な身体の不調が起こるのです。
内臓は正しい位置にあってはじめて本来の力を発揮することができます。
血液や体液の流れがよくなり、免疫力も上がっていくからです。
内臓が正しい位置にあることで、疲れにくい身体をキープすることができるということです。
子どもたちの身体の疲れ
今子どもたちを取り巻く環境でも、外で身体を動かして遊ぶことはほとんどなくなりました。
ゲームやタブレットにむかって、座ったまま同じ姿勢で長時間過ごすことが多いですよね。
子どもの身体は大人より柔軟性があり、骨格も大人のように完成していないので自由がききます。
でも、内臓が正しい位置にあるような骨格フレームができあがらないと、身体のゆがみをつくってしまう可能性があるのです。
また、もともと体幹や筋肉が弱く、姿勢を保持するのが難しい子もたくさんいます。
その子たちはすぐ寝転がるような姿勢をとったり、いすに座っているときもあたまを机につけるような姿勢になってしまいがちです。
子どもが「疲れた」とよく言うのであれば、姿勢を観察してみましょう。
もともと身体にゆがみがある場合もあるので、整体院などでチェックしてもらうことも有効かもしれません。
身体を整えていくことで、疲れが改善される場合もあります。
疲れにくい身体を手にいれるために
日々、生活していくうえで、自分の身体が疲れにくいということはとても大切です。
そのためのちょっとした工夫をまとめてみました。
- 身体をときどき動かすことを心がける
- 内臓の正しい位置を意識する
- 身体からのサインを見逃さない
身体はとても大切です。いつも私たちのために頑張ってくれています。
身体へのいたわりと感謝の気持ちで、整えていきましょう。
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