本当に大切なのは何?子どもがぐずって困るとき

子どもがグズグズと泣いたり、不安定になる時ってありますよね。

だんだんひどくなって、そのうち身体を投げ出して泣き叫んだりする。

そうなると大人もイライラして

「もう!なんなの?泣きたいのはこっちだよ!」

なんて思っちゃいますよね。

ぐずるときの原因

「いったい何が原因なの?」

子どもがぐずっているときに、私たちはその原因をみつけようとします。

おなかがすいているのか

寒いのか

着替えたくないのか

それとも…

このように、考えられる原因に目をむけることはとても大切です。

観察することで、原因は推測できることが多いです。

でもその原因を取り除いても、イライラは止まらず大爆発!

なんてこと、よくあるのではないでしょうか

それは、実はもう一つもっと大切なことがあるからなのです。

ぐずっているこどもの気持ち

ぐずっているとき、その裏には子どもの気持ちがあります。

だいたいその気持ちは、不快であること。

「いらだち」「怒り」「不安」「心配」「嫌悪」

不快をあらわすことばっていろいろありますよね。

まず、大切なのは、この不快な気持ちに共感してあげること。

「そうかそうか」って受け止めてあげる感じといったらいいでしょうか。

不快な気持ちのときの呼吸

不快な気持ちの時、呼吸は大きく乱れます。

「怒り」を感じているときは強く短い呼吸。

「不安」を感じているときは呼吸もよわよわしくなります。

このように呼吸と気持ちはつながっています。

だから、その呼吸をととのえてあげることができると

子どもも落ち着きを取り戻します。

ぐずるときの対処方法

1.こどもを観察し、原因を推測する。

2. 気持ちに寄り添って受け止める。

3.呼吸がだんだんゆっくりできるように整えてあげる。

子どもの背中に手を置いて、ふーっと声をかけながら大人が息をはいていってください。

だんだん、子どももゆっくりした呼吸になってきます。

一番大切なことは

子どもがぐずったり、泣いたりすると大人もイライラしますよね。

この気持ちはお互いに伝わり合います。

本当に大切なのは、大人が落ち着くこと。

だから、もし時間が許すのであれば、まず自分がゆっくり呼吸できているか確認しましょう。

自分がゆっくり呼吸できていなかったら、無理をしないことも大切だと思います。


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