「自己肯定感」が高い、低いとよく話題になりますよね。
あまり気にしすぎるのもよくないのではないかと思いますが、実は簡単な方法で自己肯定感があがり、幸福度も高まると言われているワークがあります。
スリー・グッド・シングス
そのワークは「スリー・グッド・シングス」
日本語にすると「3つのよいこと」ですね。
具体的な方法はとても簡単。
「寝る前にその日にあったいいことを3つ言う(書き出す)」
たったこれだけです。
お子さんの自己肯定感をあげるためには
夜寝る前に、お子さんに
良かったこと楽しかったことを話してもらう。
親子でお互いに、言い合いっこするみたいな方法もいいですよ。
ぜひ試してみてくださいね。
セリグマン博士が提唱したスリー・グッド・シングス
「スリー・グッド・シングス」は、アメリカの心理学者セリグマン博士が提唱した幸福感を高めるアプローチ。
セリグマン博士は、ウェルビーイングの実現を志向した心理学
ポジティブ心理学の創設者です。
もともとセリグマン博士は、ストレスの研究が専門でした。
そして長い間ストレスを受け続けるような環境に置かれた人や動物は、その状況から逃れようとする努力すらしなくなってしまうことを発見します。(学習性無力感といいます)
その後、楽観的な思考が人を強くしていくことに注目した楽観主義を提唱。
そしてウェルビーイング(幸福)を志向するポジティブ心理学へと発展していったのです。
まずは自分からスリー・グッド・シングスの実践を
私がこのワークを知ったのはもう15年くらい前になります。
それからは、夜布団に入った時その日のよいことを思い浮かべてから休むことが日課です。
そしてもちろん今までもその効果は実感していました。
でも今年、9月から受講している講座の中で「ピュアライフダイアリー」という手帳をすすめられたのです。
その手帳には、1日のふりかえり、今日の気持ちをかく箇所があります。
私は早速、9月から毎日、手帳に楽しかったこと、感謝したことを記録しました。
その結果、頭で思い浮かべるより、ノートに書き出したほうが断然効果的!
3か月で明らかに幸せだと感じる気持ち、そのうえモチベーションも高まっているのです。
あとから手帳を見返してみて、そこに幸福貯金がたまっているなとうれしくなってきます。
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ちなみにセリグマン博士と
アーロンベック先生(私の尊敬する大野裕先生が師事されていたアメリカの精神科医、認知行動療法の創始者です)は、長い間ずっと親交が深かったそうです。
アーロンベック先生は昨年(2022年11月)に100歳でご逝去されましたが
それまでお二人は毎月ミーティングを重ねていたとのこと。
このような先人たちが残してくださった知恵をぜひ暮らしの中で活かしていきたいですね。
「スリー・グッド・シングス」
こどもの幸福度をあげるため、まずは大人が幸福だと感じていることが大切なのではないかと思います。
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