親子の会話はありますか?会話がはずむようにするための3つの聞き方

「今日学校どうだった?」
「べつにー」「ふつうー」

こどもと会話しようと思ってもなかなか話が続かない。
これでは、学校での様子もわからなくて困ると感じていませんか?

もしかしたら、ちょっとしたことに気をつけることで、こどもとの会話がはずむようになるかもしれません。

こどもとの会話が続かない原因

なぜこどもと会話が続かないのか。
その原因は様々ですが、主に次のようなことが考えられます。

  • 大人がこどもに、聞きたいことばかりを聞いている
  • 大人がいそがしくて、子どもと話す時間が短い
  • 大人の話し方や態度が、こどもに対して否定的

大人の興味とこどもの興味はたいていちがいますよね。
そして、とにかく大人は忙しい。
なのでつい、今日学校で特別なことがなかったかどうかなど、必要なことだけを確認したくなります。

すると、まるで事務連絡のようなそっけない会話になってしまうのです。

しかも、少しでも気になることを聞いたりすると、すぐにこどもの話をさえぎってしまう。
そして「こうしなさい」とアドバイスをしたくなってしまいます。

それではお互いに、会話が楽しくないですよね。
では、こどもが自分からいろいろな話をしてくれるようにするためには、いったいどうしたらいいでしょうか。

①こどもが好きなことを聞く

例えば、食べることが好きな子の場合。
給食のメニューをみて
「今日のカレーはおいしかったかな?みんなおかわりしてた?」
このように、学校の様子を想像して聞いてみます。

好きなことを話すのは、大人でも楽しいですよね。
聞き出そうとするのではなく、好きなことを共有するつもりで聞いてみてください。

②開かれた質問(オープン・クエスチョン)で聞く

また、質問には2つの種類があります。
ひとつめは閉ざされた質問(クローズド・クエスチョン)といい、「はい、いいえ」で答えられる質問です。

もう一つは開かれた質問(オープン・クエスチョン)
こちらは、自分のことばで考えを話す答え方になります。

「今日、学校楽しかった?」
「うん」
こちらは閉ざされた質問(クローズド・クエスチョン)です。
すぐに答えられるので、それで会話は終わってしまいます。

では、開かれた質問(オープン・クエスチョン)をしてみると、
「今日学校で一番楽しかったことって何?」
「休み時間にね、ドッチボールでね…」

このように、こどもが自分で考えて話すようになります。
すると、そこからまた質問がうまれ、会話は拡がっていくのです。

③積極的な聞き方(アクティブリスニング)をする

そして話を聞く時には、アクティブリスニング(積極的な聞き方)という方法がおすすめです。
アクティブリスニングのポイントは次のようになります。

  • 話に集中する(テレビやスマホをみながら…などは避ける)
  • こどもの話に、しっかりうなづく
  • こどもと表情を合わせて聞く
  • こどもの話を否定しない
  • さいごまでしっかり聞く
  • 話をまとめて確認してあげる(わからなかったところは質問する)

大人が積極的に聞いてくれると感じると、こどもは自分から話をするようになっていきます。

「会話」も学ぶことのできるスキル

このように、「会話」は学ぶことのできるスキルです。
例えばASDなど、コミュニケーションの難しさをもつお子さんは、会話が一方通行になりがちです。
それには、小さいころからこのような「会話のスキル」を学んでいくことが有効になります。

もともと人と会話するということは、とても楽しいこと。
ちょっとしたポイントに気をつけることで、こどもとの会話をはずませましょう。
会話することで、お互いに理解が進み、世界がどんどん拡がっていくといいですね。


発達障害のある子の子育てのヒントをメルマガでお届けしています
ご登録をお待ちしています

読むだけで心が楽になるEQ子育て 無料メルマガのご登録はこちら

関連記事

  1. 言いたいことが言えないこども その3つの理由と対処法

  2. どう伝えたらわかる?子どもがわざといたずらをするとき

  3. ノンバーバルコミュニケーションの重要性②言葉と表情の不一致がまねく違和…

  4. 「いつもと違う」に要注意 知っておきたい子どものストレス反応と対処法

  5. 子どもに注意しすぎていませんか?かまって行動のかげに隠れた子どもの気持…

  6. なぜ急にかんしゃくを起こすようになったのか?「4歳の壁」発達の特徴と対…

  7. 赤ちゃんの声はどう発達していくの?ことばとコミュニケーションを育む「声…

  8. パニックをしずめるのに有効な方法はある?

すこやかな暮らしの書 島沢照美作品集

メルマガのご登録をお待ちしています

  1. こども