昨日は、認知行動療法の大野裕先生の勉強会に参加しました。
勉強会では、毎回様々な業種の対人援助職の方が集まり、各ケースについて話し合いを行います。
少人数で、一つの問題について濃密なディスカッションを行うので、いろいろな角度から問題をみることができます。
他の職種の方から情報やアドバイスをいただくこともあり、
とても気づきの多い貴重な時間です。
大野先生から、認知行動療法の創始者であるアーロンベック先生の言葉を聴かせていただきました。
「リカバリーには、あきらめない気持ちが大切であること。
どうせ無理だとあきらめてしまったら何も変わらない。
チャレンジして乗り越えていく力をもつこと。
本当にささやかな小さな夢を
ひとつずつ実現していくことがリカバリーにつながる。」
生きていく過程では、だれでも困難にぶつかり、心が折れそうになることがあります。
そのときに、ほんの少しでも楽しみや達成感を感じる体験をつくる。
すると、その困難を乗り越えようとする力が戻ってきます。
その小さなちいさな積み重ねが、やがては大きな力をうみだすのだと、
あらためて心にとどめた時間になりました。
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